1. |
クソみたいな1日の終わりに
03:05
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勢いよく飛び出したはずが
無差別な車両に跳ね飛ばされた気分だ
自由で意欲に満ちた俺は
よく見ると視野が狭まりクラッシュした
こんなことは言いたくないのさ
社交性の真似の間抜けの果てはこのざまさ
杞憂に過ぎぬことに使い古された
視野が狭まりスクラップした
スラッシーな日々に終わりが訪れ
ふさわしい思いとの落差に息も絶え絶え
デコントロール状態の因果応報
馴らしていけると流れに身を任せる
苦し紛れの言い訳は行方知れずとして
黙っていれば永久へ
季節が変わりこの冬が終われば
上着や靴を履き替えて
何事もなかったかのように振る舞うのだから
この体を支配するモノが憎い
いつが報われるときかの知らせは彼方
捉え方に依るのなら何度もこの日のことを
思い出せばいいだろうがそれも忘れちまう
改めて己の矮小さを思い知るのだった
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2. |
口は災いの元
03:48
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我を通し我を保つなら
それでいいがそうはいかないな
人に当たるか開き直るか
気まぐれに放つ一つの言葉が
恥を晒すがわからないか
驕ったら驕ったと
時として見せる逃げ恥の醜さが
かすり傷で済めばいいが
最も初めから
性格が邪魔をする経験の薄さが
答えも出せずに身を潜め続ける
驕ったら驕ったと 同じく軽くなる
何がしたいかわからないがそれが何だ
殻がないのは柄じゃないさ
行動で存在で背中で示すとほざく
その 尊大さと 弱さを見せない気味の悪さ
無差別に立てる中指は品位を落とす自傷行為か
たいした意思もなく作られた有耶無耶な関係の中
中身のない能書きを語る口元はヘラヘラ
いい加減分かったような口ぶりは聞いてられないな
直感で抱いたこの違和感が確信に変わる頃には
同じ目線で立つどころか貸しも借りも既にチャラ
価値を測る物差しの幅が均一じゃないこともわかった
(それが)あなたに抱いた不信感の正体だった訳だ
悲しくもなるが信用とはそういうものだと俺は定義した
形のないものに縋るほど弱ってはいないさ
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3. |
俺の中に巣食うもの
04:49
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人の異常なんか誰も興味ないから
利害がないなら理解もないさ
雨に打たれるのならば手持ちの傘を差すか
軒の屋根にでも立ち止まればいいが
とかく移ろう常識に輪郭を上書きされ
こんなことに意義も価値も果たしてあるのか
雨に掻き消された声 冷えた街を睨む
人も声も傘も なにもかもがあるが
周りにはなにも見当たらない
いくつもの重なり合った事情と事情を
ほどくためにどれほどの時間が必要か計り知れず
固まる羽目になる
くだらない思い込みでケガをした
表れたものがすべてなら幸せかもしれないが
想像力のかけらもなきゃ楽しくないから
余白や行間のない居場所はひどく不快だ
そして割り切れないのは自分という話だった
鏡に向かって大袈裟に語り出した
口を開くことで世界の在り方が
相反することを知るのだった
何回を難解も置き換えたのならば
俺は俺を手に入れるのだろう
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